人間の曖昧さは時にはメリットで、時にはデメリットとなります。そんな曖昧さを全て含めて寛容に考えることの出来る性格の人は、人と接する仕事に最も適しています。接客や顧客対応、営業、最近ではコールセンターなど、人から発せられるあらゆるメッセージをうまく感じ取ることが出来ます。人から発せられるメッセージは、時には好意的ではないこともあります。そのため、寛容でない性格の人が同じことをしようとしてもついつい逆上し、感情的になってしまい仕事になりませんが、寛容な性格の人はその中にある真意をしっかりと汲み取る力を持っています。少し特殊な職業としては宗教家のように人の心に救いを差しのべる仕事にも適性があります。
しかし、人に接することは同じでも、警察官や検察官、裁判官など法によって犯罪と向き合う仕事に従事する人が寛容であっては大変なことになります。曖昧さに流されることなく厳格に運用しなければならないのが法律ですから、法や秩序を守るためには曖昧さよりも厳格さが求められます。そのため、これらの職業には厳格な性格の人が適しているのです。